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藍の生葉を発酵・沈殿してできた顔料を
藍錠(あいじょう)といいます。
藍染めは本来、化学建てや発酵建てにより染めますが
こちらの商品は建てずに
水に溶いて染める新しい藍染めです。
藍とベンガラ。
混ぜて染めることで生葉のような色や
さわやかな空色になったり、
何度も染め重ねれば深く力強い色にも
染まってくれます。
どちらもつい触れたくなるような自然な色に満ちています。
南インドの製造元から輸入した天然のインド藍。
豆科のコマツナギという植物から採取される良質なインディゴです。
栽培から製造まですべてが手作業で行われているこだわりのブルーです。
広大な大地でたくさんの日を浴びた藍は大らかで
深みある色に染まってくれます。
〈藍錠染め〉
成分:天然インド藍・水
天然ゴムラテックス
〈1袋で染められる衣類〉
染まる容量:500g
大人用Tシャツ:約2,3枚分
子供用Tシャツ:約4枚分
〈より濃くする助剤はこちら↓〉
https://kenkonosusume.stores.jp/items/5fab7351df515971b121849b
〈ベンガラ泥染めとは?〉
ベンガラ泥染めは土から採取される成分であるベンガラ(酸化鉄)でできているので土に帰る染料です。紫外線に強いベンガラは日光による退色がなく、繊維を紫外線による劣化・変色から守ってくれる役割もあります。1965年に創業した大阪の老舗業者によるベンガラ泥染め商品のため、他のベンガラ取り扱い業者の商品と違い、長年の加工技術を活かし「赤」しかなかったベンガラを燃焼温度と調合により黄、黒、緑、紫といった色彩豊かな色合いをつくりだし、繊維染色にかかせない鮮やかな色合いを表現されています。職人の技術が詰まった”作品”となっております。
【下染め助剤】
下染めはイオン化により繊維にベンガラを定着させる為の助剤です。どんな素材にも色が定着しやすくなり、発色良く染まります。染まりつきが良くなることでベンガラが水中に残らず、水が透明になります。※色は基本的に、土(鉱物)ならではのやさしく温かみのある色合いです。
助剤をお届けする際に、使い方シートを付けていますので、そちらをお読みになってお使いください。
〈下染め助剤〉
成分:アンモニウム塩・水
使用量:生地の重さに対し3%
染まる容量:1.5kg以上
〈アンモニウム塩について〉
アンモニウム塩は1種類ではなく種類が多数存在しますが、こちらのアンモニウム塩は危険性が危惧されている第4級という分類ではありません。安衛法の基準をクリアしているため、アンモニウム塩の中でも危険性が低いものを使用しております。人体や環境への安全性は高いものではありますが、天然ではないため、100%安全という保証かは言い兼ねます。家庭でのご使用であれば、環境への負荷は低いためそのまま排水溝に流していただいても構いません。
もしお気にされる方がいらっしゃれば、以下の方法で染めることをお勧めいたします。
①
豆汁(ごじる)での下染め。
一晩水に浸けてもどした大豆をミキサーで擦り、その絞り汁を下染めとして使います。
下染め剤のように濡れた状態からは染められないので1回乾かす必要があります。
②
ミョウバンでの代用です。
ミョウバンは下染めとしての役割ではなく、染料に混ぜながら使うことで機能します。
ミョウバンをお湯で溶かして、水溶液にします。その水溶液を染めるときに染料に混ぜながら使うことで、染まりつきはよくなります。
〈お洗濯、色落ちについて〉
染めた後は必ず乾燥させてください。
乾燥させることで色が定着します。
最初の1~2回は他のものとの洗濯は避けて、
手洗いしてください。